2023年6月27日火曜日

 2023年6月28日(水曜日)    41,908
道東ガイド応援終了。神奈川県の自宅に、昨夜、19日ぶりに帰ってきました。
連続14回の落石クルーズガイド。正直、疲れたけど、本当に楽しいガイドでした。
と、そのご褒美とは言いませんが、道東最終日の一昨日、落石漁港のテトラポッドに珍客が現れました。クロツラヘラサギ(Black-faced Spoonbill)!! 
関東や沖縄などで何度も見ている鳥ですが、北海道では見たのは初めて。
しかも、よりによって「落石」に出てくれるとは! エイリアンみたいだけど、目が可愛い鳥です。

2時間半の落石クルーズの最終盤。落石漁港に入って、ガイド役がもう接岸の準備をしている時に、お客様が見つけて下さったそうです。港の内外を隔てるテトラポッドの上に、ちょこんと乗っかっていたとのこと。

イーグルは上士幌方面から根室に向かって帰路途中でしたが、知らせを聞いて落石漁港に直行。
夕方5時半くらいに現着。何とか間に合いました。
わずか半日しかいなかったようですが、根室滞在の最後の最後に、うれしい出会いがありました。

**最終盤とは言え、クルーズ船からの確認なので、落石クルーズでの確認種という事になりますね。
**写真は夕方6時くらい。漁港の中には、もう人っ子一人いませんでした。何とかテトラに乗っかっているのを確認。わずか5分で見失いました。それが最後。昨日はもういなかったとのこと。


(注意)漁港は漁師さんの仕事場。間違っても、三脚等担いで鳥を捜しまわるようなことは厳に慎んでくださいね。









2023年6月25日日曜日

 2023年6月26日(月曜日)    41,743
道東18日目。いよいよ明日、神奈川県に戻ります。
今回の道東は根室の「落石ネイチャークルーズ」の乗船ガイド応援でした。
結局14日間連続で船に乗りガイドしました。
2010年5月27日に第1便を就航させたこの海鳥観察専用クルーズは、今年で14年目。途中、コロナ禍という大きな試練がありましたが、なんとかその試練を潜り抜け、国内外から訪れる「海鳥フリーク」の要求に応えるべく様々な工夫・改善をくわえてまいりました。順調な年は年間120便以上運航してきました。コロナ禍を超え、エトピリカに加え、ラッコ人気が高まるにつれ、最近ではほとんどの便が満席となるなど、ますます、盛況を呈しております。

小生イーグルは、14年前、記念すべき第1便のガイド役を勤めさせていただきました。それ以来、夏・冬のシーズンには連日「落石漁港」通いの毎日でした。
その後、釧路市・秦野市・川崎市への転居という大きな環境変化がありましたが、創設当時の情熱はいささかも衰えていません。

今回の応援を加え、小生の生涯ガイド回数も「824回」まで伸ばすことが出来ました。死ぬまでに、何とか「1000回」を目指したいと思います。

ただ、今回の14日間連続のガイドは、さすがに少しきついなと思う事もありました。そこで、神奈川県に帰る前に、休養と観光を兼ねて、大好きな帯広市・然別湖・糠平湖に行って来ました。温泉にも入りましたよ!

以下はその様子。今回は「廃線になった鉄道遺産」も見学してきましたよ。
それは、鉄道が上を走るいくつかのアーチ橋(橋梁遺産)でした。
先人は、何もない時代に、本当にすごいものを作っていたなと感動しました。

今回は、野鳥から離れ、一般観光のつもりでした。
ところが、「アーチ橋巡り」の合間に、何とクマゲラ、エゾライチョウ、コルリ、キビタキ、キバシリ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、ヤマゲラ、アカゲラ、コゲラ、キクイタダキ、コマドリ、ルリビタキ、アオジ、アカハラ、コヨシキリ、シマセンニュウ、オオジシギ、ベニマシコ等に出会う事が出来ましたよ。(今回は野鳥の写真はありません)

真っすぐな道路がどこまでも続く
十勝平野

然別湖

シマリス

エゾシカ

ポスター

鉄道遺産

糠平湖


第3音更川 橋梁遺産

モンベルの熊鈴を持参しました。
いつもズボンに下げてあります。

第4音更川 橋梁遺産

第5音更川 橋梁遺産



この看板が多い。

タウシュベツ川 橋梁遺産
この上を鉄道が走っていました。
超人気の産業遺産です。



望遠拡大
砂でできている。


タウシュベツ川 橋梁遺産
の説明

こんな低い茂みでも、
熊はこちらを見ているかもしれません。
常に緊張します。

士幌線の博物館

然別湖
唇みたい

鉄道博物館


当時の切符

車輪



幌加駅の跡地




2023年6月24日土曜日

 2023年6月25日(日曜日)    41,646
2日前の落石ネイチャークルーズ。
珍しくウミスズメ(Ancient Murrelet) が出ました。
この英名の ”ancient” って、「古代の」の意味ではなく、”old"=「年老いた」の意味のようです。本種の頭の白黒模様が「白髪頭」の様に見えるからということらしい。
確かに、白髪混じりの様にも見える?

この日でやっと、落石ネイチャークルーズのガイド応援が終了いたしました。
6月9日に根室に到着してから、実に14日間、1日も休まずに漁船に乗り続けてきました。12名定員の船。この間、約150名のお客様に、エトピリカ、ケイマフリ、ウトウ、チシマウガラス、ウミバト、ウミガラス、ハシ太ウミガラス、ウミスズメ、エトロフウミスズメ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、フルマカモメ、オオトウゾクカモメ、ラッコ、ゼニガタアザラシなどの、根室の海のスターたちをご紹介することが出来ました。
少し休養して、来週は神奈川県に戻ります。
そろそろ、MF多摩川の野鳥たちが恋しくなってきました。



船のすぐそばに出ました。
ウミスズメ



2023年6月22日木曜日

 2023年6月24日(土曜日)    41,549
根室市郊外。原生林の中を舗装道路が走っています。
道路の欄干には沢山の「旗」がたなびいています。
これ、シマフクロウの自動車との衝突を防止するアイデアなのですよ。
シマフクロウは夜に川に沿って移動します。そして、橋に差し掛かると、橋の上方を通過する習性があるようです。
運が悪いと、ちょうどその時にトラックが橋を通過。シマフクロウに衝突することがあります。
この旗があると、橋を超える時、シマフクロウは旗より高い所を通過します。
「旗」の高さはトラックの荷台の高さより少し高くしてあります。
この旗のおかげで、シマフクロウはトラックとの衝突を回避できるわけですね。

周囲はヒグマの生息する原生林。

通行車両はほとんどなし。

夜半、シマフクロウはこの旗より
高い所を通過し、
トラックとの衝突が回避されます。


 2023年6月23日(金曜日)      41,535
根室市の郊外で、オオジシギ(Latham’s Snipe)に出会いました。
北の大地の草原を縦横無尽に飛び回るカミナリ‣シギとして有名ですが、やっぱりあれだけ大声を張り上げながら飛び回るのは、かなり疲れるのではないでしょうか。実際には、このように電柱にとまって、グズグズ言っていることが多いような気がします。
車を真横に止めて、窓を開けても意外に逃げませんね。





2023年6月21日水曜日

 2023年6月22日(木曜日)    41,435
A=ハイイロミズナギドリ(Sooty Shearwater)と
B=ハシボソミズナギドリ(Short-tailed Shearwater)
の「浮遊姿」比較。☚昨日の書き込みに対する補足。
①くちばしの長さ ☛A=長め B=短め 
②目先・額の角度 ☛A=なだらか B=垂直
③うなじの長さ  ☛A=長い B=短い
をいつも見ています。
間近で比べるとわかりやすいですね。
*落石ネイチャークルーズより。

B=ハシボソミズナギドリ

A=ハイイロミズナギドリ

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落石ネイチャークルーズの
ガイド風景はこんな感じです。

立ち上がって説明しているのが小生イーグルです。
現役の漁船を使っています。
海鳥までの距離がとても近いですよ!

 2023年6月21日(水曜日)     41,347
今日の落石ネイチャークルーズ。乗船ガイドは連続12日目でした。
今日は6月一番の濃霧に悩まされました。わずか50m先しか見えない。
クルーズ船はGPSを頼りに魚群探知レーダーを頼りに、海鳥の群れを捜しながら進みました。
なかなか、成果が上がらない時間が過ぎてゆきました。
と、突然、目の前(=12時の方角)に黒っぽい海鳥が浮かび上がりました。
ウトウとは明らかに違う!!
何と、エトピリカの若鳥(1歳)でした。まだ、顔には白い所がなく、くちばしも細め。一昨日の「成鳥」☛昨日の「若鳥(2~3歳)」☛今日の「若鳥(1歳)」と、絵に描いたように、様々な「羽衣」を観察することが出来ました。
1歳も2~3歳も若鳥は繁殖地には来ないで、1年中、広大な外洋に漂っているわけですから、若鳥にクルーズ船が出会う確率は極端に低いと思います。
そんな奇跡が2日連続で起こったわけですね。お客様の中には3日連続でご乗船されている幸運な方もいらっしゃいました。
改めて、落石の海のすごさを思い知らされた3日間でした。
その後、ハイイロミズナギドリが船べりまで来たり、ラッコやゼニガタアザラシが現れたり、チシマウガラスを確認したりと、盛りだくさんのクルーズとなりました。

エトピリカ若鳥(1歳)






ハイイロミズナギドリ
クチバシが長め、
目先の角度はなだらか
うなじが長い、
などなど
ハイイロミズミズナギドリの特徴がよく出ています。

ハイイロミズナギドリ
船べりまで来てくれました。



 


2023年6月20日火曜日

 2023年6月20日(火曜日)     41,281
今日の落石ネイチャークルーズ。
今日もエトピリカが出てくれました。今日の個体は成鳥ではなく、若鳥。
顔の白い部分が小さい事や金色の冠羽がまだほとんどない事などから、2~3歳程度の若鳥と推定できます。ちなみに、エトピリカは4年かかって成鳥になり、落石の海に浮かぶユルリ島・モユルリ島に来て、繁殖活動に入ります。
今日の個体は繁殖活動中のものではありませんので、近海に1年中浮かんでいる個体。遭遇することは繁殖中の成鳥よりはるかに難しい。
本日の出会いはまさに奇跡的と言えます。








ハジロカイツブリ

 2026年9月16日(水曜日) 今日は終日の雨。鳥見は休みでした。 昨日の多摩川中流域。 早々とハジロカイツブリが来ていました。 頭の黒さや襟の赤みなど夏羽の名残が見える個体でした。