2023年6月21日(水曜日) 41,347
今日の落石ネイチャークルーズ。乗船ガイドは連続12日目でした。
今日は6月一番の濃霧に悩まされました。わずか50m先しか見えない。
クルーズ船はGPSを頼りに魚群探知レーダーを頼りに、海鳥の群れを捜しながら進みました。
なかなか、成果が上がらない時間が過ぎてゆきました。
と、突然、目の前(=12時の方角)に黒っぽい海鳥が浮かび上がりました。
ウトウとは明らかに違う!!
何と、エトピリカの若鳥(1歳)でした。まだ、顔には白い所がなく、くちばしも細め。一昨日の「成鳥」☛昨日の「若鳥(2~3歳)」☛今日の「若鳥(1歳)」と、絵に描いたように、様々な「羽衣」を観察することが出来ました。
1歳も2~3歳も若鳥は繁殖地には来ないで、1年中、広大な外洋に漂っているわけですから、若鳥にクルーズ船が出会う確率は極端に低いと思います。
そんな奇跡が2日連続で起こったわけですね。お客様の中には3日連続でご乗船されている幸運な方もいらっしゃいました。
改めて、落石の海のすごさを思い知らされた3日間でした。
その後、ハイイロミズナギドリが船べりまで来たり、ラッコやゼニガタアザラシが現れたり、チシマウガラスを確認したりと、盛りだくさんのクルーズとなりました。
エトピリカ若鳥(1歳) |
ハイイロミズナギドリ クチバシが長め、 目先の角度はなだらか うなじが長い、 などなど ハイイロミズミズナギドリの特徴がよく出ています。 ハイイロミズナギドリ 船べりまで来てくれました。 |
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