2025年2月27日木曜日

 2025年2月28日(金曜日)  142,179
【落石インターナショナル・ネイチャー・クルーズ?】
昨日の落石ネイチャークルーズ。
日本人バーダー5名、外国人バーダー7名で運航。
この冬のお客様は、完全に外国人の数が日本人を上回っています。
明日も日本人が3名、外国人9名。
明後日に至っては外国人11名、日本人はたった1名のみ。
しかも外国人は同一団体ではなくいくつかのグループが混乗していることも今冬期の大きな特徴です。また、イタリア・スペイン・フランスなど従来あまり見かけなかった国々からのお客様も急増しています。

その為、受付やガイドは大忙し。
受付での支払い時通訳、英文乗船同意書の記入サポート、救命胴衣装着状況のチェック、トイレのご案内、船への誘導、乗船サポート、出航前の注意事項の説明などなど、海鳥観察とは異なる説明を、英語と日本語で2回づつ行わなければなりません。日本語だけの場合や英語だけの場合の方がはるかに楽。
出航から帰港までの海鳥観察の解説についても、日英2か国語ですべてのコメントを行わなければなりません。

また、外国人の方々はご予約をされる時期も半年前までが多く、直前のご予約が多い日本人のお客様が満席で予約できないという事も日常茶飯事になってきています。
正に「落石インターナショナル・ネイチャー・クルーズ」の様相を呈してきています。
予約受付要員、ガイド要員に対する英語教育の充実が急務となってきています。

**写真は今日観察した「アリューシャン・ウミバト」のほぼ夏羽の個体です。美しい!








2025年2月26日水曜日

 2025年2月27日(木曜日)    141,954
根室半島の草原・漁港にいた野鳥たち。
オオモズ・ハイイロチュウヒ♀・ハギマシコ・チシマシギも健在。
オオモズは2羽いるとの声も。
コミミズクも増えてきたと聞きました。

今日のケアシノスリ


オオホシハジロ♀


ウミネコ


ウミウ
この時期は少ない。

ウミアイサ♀






 2025年2月26日(水曜日)   141,845
今日の落石ネイチャークルーズは、10mを越える強風のため、2便共に欠航となってしまいました。😿

【昨日までのウミバト写真集】
アリューシャン

チシマ

チシマ

アリューシャン

アリューシャン

アリューシャン

アリューシャン

アリューシャン

2025年2月24日月曜日

 2025年2月25日(火曜日)   141,586
昨日の落石ネイチャークルーズ(890)。
七つ岩でウミバト観察をしていたら、いきなり岩場から我々に向かって黒いウが突進してきました。船の先端部分に居た自分のわずか10m先をかすめるようにカーブ飛行。
チシマウガラス!!思わず叫んでしまいました。
一瞬の出来事でしたが、幸い少し先の海面に降りてくれました。
その後、約5分間にわたり全員でじっくり観察・撮影する事が出来ました。
全身に光沢がなくくすんだ体色。幼鳥だと思われます。
今冬のクルーズ初記録となりました。
夏の繁殖期に本クルーズに乗られますと、真っ赤な繁殖羽やヒナの姿を楽しむことが出来ますが、冬季の観察は珍しいと思います。
チシマウガラス:Red-faced Cormorant



冬季はヒメウとの誤認が多いので要注意!
本種の太くて白っぽいクチバシの稜線から先端部にかけて見られる
「黒い筋」の存在が
決め手となります。
幼羽から成鳥繁殖羽まで、すべての羽衣にこの識別点は有効だと思います。



海面に降りた後は
こんな感じ。

2025年2月23日日曜日

 2025年2月24日(月曜日)   141,379
コオリガモは港の中で見かけることが多いのですが、本来、大海原に浮かんでいる海ガモです。落石ネイチャークルーズで出会うコオリガモの様子は、こんな感じです。



氷の破片のようです。






2025年2月22日土曜日

 2025年2月23日(日曜日)  141,250
昨日の落石漁港内の崖。
落石ネイチャークルーズのガイドに行くときは、落石漁港の内側(崖・草地・堤防上・斜路・水面など)を隈なくチェックしてから、クルーズ拠点の「エトピリ館」に行くことにしております。
今日はハギマシコの群れをよく見かける崖の下を走行中、何とハイイロチュウヒ♀を撮影する事が出来ました。ラッキー!

うん? 何か飛んでる!

ハイチュウだ!



ハイイロチュウヒ♀
間違いない!


 2025年2月22日(土曜日)     141,194 
今日の落石ネイチャークルーズも運航出来ました。(888)
ウミバトが多く、両亜種ともに頻繁にでてくれ堪能することが出来ました。
ケイマフリは最初から最後まで出ずっぱり。
ラッコも人懐っこいのが船に比較的近い所まで来てくれました。
コウミスズメやエトロフウミスズメはまだ出ませんでした。

ただ、今日はクルーズ前に立ちよった根室市郊外で、オオモズケアシノスリを観察・撮影できました。その後、落石漁港の崖をハイイロチュウヒ♀がエサを求めて巡回飛行している場面に出くわしました。
クルーズ中にはハヤブサに遭遇。海面すれすれを飛び回ってくれました。猛禽類デーですね。
クルーズ終了後には、冬の根室では珍しいシマエナガ20羽+)の群れに出くわしました。

【クルーズでの確認種】
天気 曇り 気温 -2
ウミバト・ウミバト(アリューシャン型)・ケイマフリ・シロカモメ・オオセグロカモメ・オオハクチョウ・ヨシガモ・スズガモ・シノリガモ・クロガモ・コオリガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・アカエリカイツブリ・カンムリカイツブリ・シロエリオオハム・ヒメウ・トビ・オジロワシ・オオワシ・ハヤブサ・ハクセキレイ・ハギマシコ
ラッコ・ゼニガタアザラシ

ケアシノスリ

ケアシノスリ幼鳥





シマエナガ

2025年2月21日金曜日

 2025年2月21日(金曜日)   140,983
今日の落石ネイチャークルーズは無事運航出来ました。
昨日とは打ってかわって朝から気持ちの良い青空が広がりました。
風もほとんどなく、波も気にならない程度。
今冬シーズンでは最も天候に恵まれたクルーズとなりました。
出航直後は鳥が少なく苦労しましたが、ユルリ島に近づくにつれ、順調にウミスズメ類が出始めました。
ケイマフリが絶え間なく出続ける中、冬羽のきれいなウミガラスも姿を現してくれました。
島の周辺ではウミバトが次々と現れてくれました。
波がないため2亜種の識別も容易。
お客様も思い通りの撮影が出来たのではないでしょうか。
特筆すべきはユルリ島の少し手前で1羽でしたが今季初のコウミスズメが出たことです。
すぐに飛び去ったため、撮影は出来ませんでしたが、距離は近く、あのネズミを連想させる独特の顔をはっきり確認することが出来ました。
満員のお客様の中には、香港にお住いの英国人ベテランバーダーさんがいらっしゃいました。この方は今週2回目のご乗船でしたが、コウミスズメ1点に狙いを定めてご乗船なさっていたため、コウミが出た時には大喜び。満面の笑みでNICE!と叫んでおられました。良かったですね!

確認種】
天気 晴れ 気温 -2
コウミスズメ(1)・ウミバト・ウミバト(アリューシャン型)・ケイマフリ・ウミガラス・シロカモメ・オオセグロカモメ・オオハクチョウ・ヨシガモ・スズガモ・シノリガモ・クロガモ・コオリガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・ビロードキンクロ・アカエリカイツブリ・カンムリカイツブリ・ヒメウ・トビ・オジロワシ・オオワシ・ハクセキレイ
ラッコ・ゼニガタアザラシ


ウミガラス







ケイマフリ

コウミスズメ
以前撮影したものです。ネズミのような顔つき。
世界で一番小さなウミスズメ類です。




  2025年3月9 日(日曜日)   144,107 落石ネイチャークルーズで見ることが出来る海鳥の中にウミバト2亜種(アリューシャン型、チシマ型)があります。 アリューシャン型の羽色には大きなバリュエーションがあります。