2025年2月24日月曜日

 2025年2月25日(火曜日)   141,586
昨日の落石ネイチャークルーズ(890)。
七つ岩でウミバト観察をしていたら、いきなり岩場から我々に向かって黒いウが突進してきました。船の先端部分に居た自分のわずか10m先をかすめるようにカーブ飛行。
チシマウガラス!!思わず叫んでしまいました。
一瞬の出来事でしたが、幸い少し先の海面に降りてくれました。
その後、約5分間にわたり全員でじっくり観察・撮影する事が出来ました。
全身に光沢がなくくすんだ体色。幼鳥だと思われます。
今冬のクルーズ初記録となりました。
夏の繁殖期に本クルーズに乗られますと、真っ赤な繁殖羽やヒナの姿を楽しむことが出来ますが、冬季の観察は珍しいと思います。
チシマウガラス:Red-faced Cormorant



冬季はヒメウとの誤認が多いので要注意!
本種の太くて白っぽいクチバシの稜線から先端部にかけて見られる
「黒い筋」の存在が
決め手となります。
幼羽から成鳥繁殖羽まで、すべての羽衣にこの識別点は有効だと思います。



海面に降りた後は
こんな感じ。

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