２０２３年９月１７日（日曜日）　　　48,927

今日の多摩川中流域。

朝７時スタート。早起きは三文の得と言いますが、シマアジ（Garganey）がかなり近い所で餌探しをしている所を観察することが出来ました。朝の順光の中でじっくり細部を見てみると、やはり、メスの幼鳥ではないかと思いました。

①胸からお腹にかけての斑が細かく、のっぺりした様子に見えること。

②お腹のほぼ全面に斑が見られること。

③虹彩の色が茜色ではなく黒っぽいこと。

などが理由です。シマアジは「春にはつがいか小群で見られることが多いが、秋に南アジアへ向けて日本を通過する個体は大部分が幼鳥」というセオリーにも合致しますね。多摩川中流域では、今年の春には成鳥（♂♀）が２週間ほど滞在してくれました。

また、２～３日前には、少し下流の公園でも、♂のエクリプスが出たそうです。

今日の様子では、こちらの個体はしばらく滞在してくれるかもしれませんね。

＊＊愛用のコンデジカメラはシャッタースピードが２０００分の１までしかありませんが、今日は昨日に比べ、色々な撮影機能の設定が上手くはまりました。

シマアジ（♀幼鳥）
片翼のカワアイサとのツー・ショットも撮れました。

シマアジはコガモに比べ

砂利の上をよく歩くように思われます。

今春、多摩川に出た小群もそうでした。