2024年4月24日(月曜日) 35,719
多摩川中流域ではイカルチドリやコチドリが子育て中です。
両方の夏羽成鳥が並んで撮影できました。いい機会なので、両種を比較しながら、見分ける際の「見るべきポイント」をまとめてみました。
今後の鳥見の参考にしていただければ幸いです。
アイリングの有無だけではないのですね。
【A:イカルチドリとB:コチドリの違い】 *成鳥夏羽で比較
①A:留鳥で河川の砂礫地に生息する。
B:夏鳥で河川・水田・荒れ地などに飛来・生息する。
②A:より大きい。(L=19~21cm)
B:より小さい。(L=14~17cm)
③A:アイリングは細く、ほとんど見えない。
B:黄色いアイリングが目立つ。アイリングは羽毛。
④A:胸の線は褐色。
B:胸の線は黒色。
⑤A:クチバシはより太く長い。
B:クチバシはより細く短い。
⑥A:飛んだ時、うすい翼帯が見える。
B:飛んだ時、翼帯は出ない。
⑦A:額の黒線の上に白い隙間はない。
B:額の黒線の上に白い隙間がある。
⑧A:足はより長め。
B:足はより短め。
⑨A:尾の先端が翼の先端よりかなり突き出る。
B:尾の先端と翼の先端がほぼ同じ長さ。
⑩A:足の色は肉色~ピンク色。
B:足の色は肉色~黄色。
色々、異なるポイントがたくさんあるのですね。
①Aイカルチドリ:額の黒線の上に白い隙間はない。 Bコチドリ :額の黒線の上に白い隙間がある。 ②Aイカルチドリ:尾の先端が翼の先端よりかなり突き出る。 Bコチドリ :尾の先端と翼の先端がほぼ同じ長さ。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿