2022年11月6日(日曜日) 14,051
今日の多摩川中流域。午前中はミサゴの飛び込みや食事の様子などを見て過ごしました。
昼前に少し上流に移動。一人で広い河川敷を「やみくもに」歩いてみました。
これがよかった! 突然、前方3mの草むらから、何とコミミズク(Short-eared Owl)が飛び出しました。
突然のことで、撮影が間に合わず、後追いで後ろ姿を撮影。その後、幸運にも、コミミズクは私の目の前を旋回し始めました。すぐにカラスが気づき、猛然とモビングを開始。逃げまどうコミミズク。可哀そうですがどうしようもありません。
わざとではないにしても、こんなまっ昼間に驚かせて飛ばしてしまったのは私です。飛ばなければカラスに気付かれずに、無事、活動時間の夜を迎えられたかもしれません。
うしろめたさ半分、うれしさ半分、の複雑な気持ちのまま、ひたすらシャッターボタンを押し続けました。
コミミズクは、かろうじてカラスの追及をかわし、下流の方へ飛び去りました。常連さんへの連絡を終え、河川敷で一人でお弁当を広げていたところ、コミミズクは再び同じ場所へ戻ってきました。が、またすぐにカラスに見つかり、また受難。今度はどんどん高度を上げて逃げてゆきます。とうとう、もう肉眼では見えない高さまで上昇。コミミズクがあんなに急上昇できるとは知りませんでした。
何とかまたカラスのモビングを振り切ったコミミズクは、今度ははるか上流へ飛び去って行きました。再度、同じ場所に戻って来るかもしれないと考え、1時間半待ちましたが変化なし。その間、ミサゴとノスリが頭上を舞ってくれましたが、とうとう、コミミズクは戻ってきませんでした。
コミミズクの後ろ姿 突然、目の前から飛び出した。 |
旋回し始めた。 |
すぐにカラスが反応。 コミミズクを追いかけ始めました。 |
逃げるコミミズク。 |
周囲をチェックしながらのキョロキョロ飛行。 |
上空かなりの距離があります。 コンデジ・カメラ130倍で撮影。 |
顔が平たい独特の体形。 |
顔が平たいので、人間の顔かお面の様に見える |
カラスを警戒してのキョロキョロ飛行。 |
カラスはひつこい |
独特の体形 コミミズク |
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