2022年11月20日(日曜日) 15,543
今日の多摩川中流域。AMは曇り、PMは雨の予報。
多摩川では比較的数が少ないヨシガモ(Falcated Duck)の♂♀に出会いました。河川敷の少し深めの草原に隠された池でゆったり休憩中でした。敏感なカモですので、距離を十分にとって観察・撮影致しました。
♂はエクリプス羽→繁殖羽への移行の最終段階のようでした。ナポレオンハットはほぼ完成していましたが、腰の蓑(みの)はまだ完全には伸びていない様子でした。
☛英語名のFalcatedは、「 鎌形{かまがた}の、三日月状{みかづき じょう}の」という意味です。発想が和洋で逆なのが面白い。
☛♀は頭部の灰色味と体の褐色がきれいに分かれているのが、よく観察できました。三列風切はやはり飾り羽的に見えます。
ヨシガモ♂ まだ蓑はありません。 |
鼻先の白い点がよく目立ちます。 ナポレオン・ハットの前面は褐色。 |
釣り人も来られないいい感じの所に隠れていました。 |
ナポレオン・ハットもまだ完全ではありません。 頭は平たい。 喉には白地に黒線がある。 |
♀は頭部に灰色味があるのが特徴の一つ。 |
ヨシガモ♀ ♀の三列風切も飾り羽的に見える。 |
頭部と体の色の違いがよくわかります。 その後、突然、上空をアカガシラサギ(Chinese Pond Heron)が通過。近くの湿地に隠れていたようです。 最初、白いサギだと思い、気付くのが遅れました。後追い写真のみ。 まだ、居たのですね。 |
アカガシラサギ |
アカガシラサギ 先日の個体と同個体のようです。 |
この写真ではよくわかりませんが、きれいに撮影された方の 鮮明な写真から同個体と判断しました。 |
アカガシラサギの突然の出現に右往左往する我々を 笑っているとしか思えない。 |
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