2022年8月7日(日曜日) 007641
今日の多摩川中流域。宿河原堰にて。
今日も片翼のカワアイサは元気な姿を見せてくれました。
しかも、今日は激しい多摩川の流れに逆らい、堰をさかのぼってゆく力強さを見せてくれました。すごい! 片翼のハンデを感じさせない動き。
水面を走っていました。何度も何度も。
見ているうちに、何だかうるっ!としてしまいました。
頑張れ! 生きろ! 負けるな! 猛禽類に気をつけて!
などと、心の中で何度も叫んでしまいました。
カワアイサ 走る!
カワアイサ 越える!
(注)このカワアイサは、春から登戸の宿河原堰下流周辺に居ついています。右側の翼がありません。多分高圧線の電線に接触したのではないかと推測しています。今日は水面を走ったり、堰の段差をひょいと乗り越えたりして、エサ取りや羽繕いに余念がありませんでした。川崎側の川沿いのコンクリの隙間がねぐらです。カルガモと行動を共にしていますが、食性が違うので、餌探しの時は単独で行動しています。
この時期にカワアイサを多摩川で見ること自体が稀ですが、片翼がないので今後が大変心配です。秋から冬にかけて、この辺りは猛禽類の宝庫となります。
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