2025年2月9日日曜日

 2025年2月10日(月曜日)   138,827
今日は「温根元ハイド」をご紹介いたします。
このハイドは幻の鳥「チシマシギ」をメイン・ターゲットにして建設されました。
チシマシギ=Rock Sandpiper。30年以上前からこの地から沖合に浮かぶ岩礁地帯に、時折チシマシギの姿を認めていました。ところが、この地は尋常ではない強風が吹き荒れ、冬の寒さには耐えがたいものがありました。
当時、強風でガタガタ揺れるフィールドスコープをのぞき込み、ほんの5秒間でもその姿を垣間見ることが出来れば狂喜。
観察時間がたとえ一瞬であっても1日幸せな気分に浸れたものです。
現在、ここには「温根元ハイド」が建設されており、強風・寒さをしのぐことが出来る様になりました。
おかげでじっくり長時間にわたりチシマシギの出現を待つことがは出来るようになり、観察回数・観察個体数を飛躍的ともに伸ばすことが出来るようになりました。
この日も20~30羽が岩礁の周辺を活発に活動する姿を捉えることが出来ました。☜下記の動画参照。
まさにハイドさまさまです。


温根元ハイド


ハイドの内部。


チシマシギ

根室半島のハイドマップ

ハイドまでのアプローチ

チシマシギ


こんなに遠い!

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