2025年1月31日金曜日

 2025年1月31日(金曜日)  137,547
今日から2月6日までブログはお休みとなります。


2025年1月30日木曜日

 2025年1月30日(木曜日) 137,399
今日の根室半島。
強風のため、今日の落石ネイチャークルーズはまた欠航となってしまいました。残念!
こういう時は、根室半島を1日かけてゆっくり巡回することにしています。
今日もオオモズ(Great Grey Shrike)に会う事が出来ました。
今日は電線にとまっており、地上に降りてはまた電線にとまる。
これを何度も繰り返していました。
そして、ついに獲物を捕らえることが出来たようです。
よく見ると小さなネズミを捕えていました。
エゾヤチネズミですかね? 
エゾヤチネズミは冬眠せずに雪の下に空洞を広げて生活しているそうです。
我々の目には、広大な雪原には動くものは皆無に見えますが、案外、ネズミがたくさんいるのかも知れませんね。

オオモズ
敏感で近寄る事はかなり難しい。
200m以上距離を保つことが肝要です。

何かつかんで上がって来ました
ネズミかな?




エゾヤチネズミですかね?
距離が遠く不鮮明。



2025年1月29日水曜日

 2025年1月29日(水曜日)   137,224
今日の落石ネイチャークルーズ(876)
4日ぶりに運航することが出来ました。
今日は全員外国からのお客様でした。
天気は快晴。ただまだ昨日までの波が残り、結構厳しいクルーズとなりました。
【確認種】
オオハクチョウ(3)
ヨシガモ(2)
マガモ
スズガモ
クロガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
アカエリカイツブリ
オオセグロカモメ
ウミガラス(3)
ウミバト(アリューシャン型)  (1羽)
ケイマフリ   (多数)
ヒメウ(多数)
トビ(1)
オジロワシ
オオワシ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
*ラッコ(2)
*ゼニガタアザラシ(3)

ウミガラス

ウミガラス


ウミバト


ケイマフリウミバト

ユルリ島の馬
お尻のみ

2025年1月28日火曜日

 2025年1月28日(火曜日)  136,995
今日も強風が吹き荒れる根室市です。
落石ネイチャークルーズは今日も欠航
これで3日連続で欠航してしまいました。
強風による高波が原因です。
根室バードランドフェスティバルご参加のお客様や多くの外国人バーダー様にご迷惑をおかけいたしました。天候と言う不可抗力が原因とは言え、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
明日は運航できるといいのですが。。。。。
船が出ないとガイド役の自分には全く出番がありません。残念!

仕方がないので根室半島を巡回に出かけました。
これが大当たり!
当地でもめったに見ることが出来ないオオモズ(Great Grey Shrike)に出会えたのです! 15年ぶりの観察です。距離は300m以上。
とても写真にはなりませんが、持参していたスコープを使いじっくりと観察できました。5分ほどで雪原に飛びおり、行方が分からなくなりました。

船が出ていれば、この鳥に会う事は出来なかったでしょう。
複雑な気分で帰路につきました。

オオモズ発見!!
遠い。軽く300m以上はあります。





オオモズ
5分ほどで雪原に消えました。

2025年1月26日日曜日

 2025年1月27日(月曜日)   136,628
昨日は根室バードランドフェスティバル最終日でした。
強風が吹きつける日が続いており、昨日も落石ネイチャークルーズは欠航となってしまいました。😿
低気圧の位置が最悪で、この強風はしばらく収まりそうもありません。
今日も欠航の可能性大です。

昨日は花咲港がBEST。強風のため、多くの海鳥が港内に避難してきていました。
コオリガモ・クロガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・カワアイサ・シノリガモをはじめとして、ウミガラス(2羽)・ウミスズメ(2羽)・オオハム(1羽)・アカエリカイツブリなどを観察することが出来ました。
特にウミガラスとウミスズメは足元の岸壁近くにまで来てくれました。
気温は低いけど、とてもHOTな1日となりました。

ウミガラス
岸壁のすぐ近くに浮上してきました。

ウミガラス
シノリガモの群れに入りました。

ウミスズメ

ウミスズメ

オオハム
かなり遠くをプカプカ。








2025年1月25日土曜日

 2025年1月26日(日曜日)  136,439
昨日はクルーズは予約がなく休養日となってしまいました。
根室半島先端部を巡回しました。これが大当たり。
まずは、漁港の中でチシマウガラスに出会いました。
最初は遠い所をうろうろしていたのですが、次第に係留中の漁船に近づいてきました。特徴である「白っぽいくちばし」とその稜線部にある「黒い線」をはっきりと確認する事が出来ました。
その後、チシマシギ(3)、オオホシハジロ(1)にも出会い、とても充実した1日となりました。










チシマウガラス冬羽
白いくちばしの先端部と稜線に黒い線が確認できます。



2025年1月24日金曜日

 2025年1月25日(土曜日)  136,324
今日はオオホシハジロに会う事が出来ました
鳥までの距離は最短10m。
ホシハジロの群れの中にいるので、両者の違いがよくわかりました。

オオホシハジロ♀


オオホシハジロ♀
くちばしのスロープが見事です。

ホシハジロの群

オオホシハジロ♀

ユリカモメ

アカエリカイツブリ

ハジロカイツブリ

ミツユビカモメ

ミツユビカモメ

2025年1月23日木曜日

 2025年1月24日(木曜日) 136,147
【ウミバト祭り状態!】
昨日も落石ネイチャークルーズのガイドを務めてまいりました。
昨日はウミバトが多く、本海域で見られる2つの亜種(アリューシャン型とチシマ型)の両方をたっぷり観察することが出来ました。
①Cepphus columba kaiuruka 亜種アリューシャンウミバト
*翼上面の白色班が大きく明確。
②Cepphus columba snowi 亜種 (チシマ)ウミバト
*翼上面の白色班が小さいか無斑。

揺れる船内から両亜種をその場で識別するのは容易ではありませんが、写真撮影してみると両亜種の違いが明白であることがわかります。
落石ネイチャークルーズは15年前に小生の提案と多くの方々の賛同とご協力により実現しました。
目的は「野鳥観光振興を通じて根室地域の活性化を図る事」でした。
そして、今では夏季運航時に見られる「エトピリカ」や「ラッコ」に人気がありますが、小生が一番見たい、お見せしたいと考えた海鳥はこの「ウミバト」でした。

当時、ウミバトを観察する方法は日本にはほとんどなく、漁港に入ったり沿岸に近づく事がほとんどない幻の海鳥でもありました。
幻のウミバトを観察するには漁師さんの協力が必要と考え、自分の本気度を地域に伝え、自らを追い込むために、早期退職☞根室への移住を敢行しました。
現在すっかり地域に定着した「落石ネイチャークルーズ」。
実現に至る原動力となった海鳥がこのウミバトでした。

今日はウミバトが沢山出てくれました。
双眼鏡を覗いているうちに、クルーズ実現までの多くの人々のご協力と紆余曲折が思い出され、思わず目頭が熱くなってしまいました。
これからも落石や歯舞の海からこの魅力的な海鳥の姿が永遠に消えることがない事を心より祈ります。

左:チシマ型
右:アリューシャン型

左:アリューシャン型
右:チシマ型

左からチシマ型
アリューシャン型
アリューシャン型

ウミバト
アリューシャン型

ウミバト
アリューシャン型

アリューシャン型

アリューシャン型

ウミバト
チシマ型

チシマ型




  2025年3月9 日(日曜日)   144,107 落石ネイチャークルーズで見ることが出来る海鳥の中にウミバト2亜種(アリューシャン型、チシマ型)があります。 アリューシャン型の羽色には大きなバリュエーションがあります。