2024年7月16日(火曜日) 99,064
今、根室市の郊外には、少数ですがモズの姿が見られます。
ただ、体の色が通常のモズとは異なるようです。
いわゆる「高原モズ」だと思われます。
「高原モズ」とは、本来は普通のモズなのですが、本州などの平地で春に繁殖したモズが、夏の時期に高原や北方に移動して2回目の繁殖をすることがあります。その際、モズは春から夏にかけては換羽しないため、羽毛が擦り切れ、身体の茶色味がうすれ灰色みが強くなる事があります。そのようなモズを「高原モズ」と呼んでいます。俗称ですね。
根室は高原ではありませんが、緯度が高く1年中寒冷な気候が「高原」と同じような環境を作り出しています。
この時期、北海道に「高原モズ」がいる理由はそういう事なのですね。
今朝は♂のモズに加え、生まれたばかりのヒナにエサを運ぶモズの姿も確認できました。
*今日はメボソムシクイの声も聞きました。
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