2024年7月28日日曜日

 2024年7月29日(月曜日)   101,077
今日の落石ネイチャークルーズは悪天候の為、欠航となりました。残念!
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【ユルリ島の馬の様子】
昨日の落石ネイチャークルーズ。船上からユルリ島を望む。
島の稜線には「野生化した馬」の姿がはっきり見えました。
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【ユルリ島の馬】*Wikipediaより抜粋。
☞根室市昆布盛の近海では昆布漁が盛んであった。第二次世界大戦戦後、本土に昆布の干場を持たなかった漁師や、漁場から本土までの移動時間を節約しようとした漁師は、沖合にあるユルリ島を昆布の干場として利用した。1951年 - 1952年(昭和26 - 27年)頃、切りたった断崖の上に昆布を引き上げる労力として、島に牝馬が1頭運びこまれた。最も多い時期には、島には約6軒の番屋があった。しかし昭和40年代になると、エンジン付きの船が登場し、労力としての馬の役割は大きく変わった。やがてユルリ島から人が去りはじめ、1971年(昭和46年)最後の漁師が島を出た。
本土に馬を放牧する土地をもたなかった漁師は、馬のエサとなるミヤコザサなど豊富な天然の食草が生い茂る島に馬を残すことにした。島の中央部には高層湿原もあり、島にはいくつかの小川もあった。そのため馬の栄養状態は良好であった。
その後、残された馬は自然放牧状態のまま世代を重ね、人間からエサを与えられることもなく野生化していった。1979年(昭和54年)から1993年(平成5年)にかけては、16頭から30頭前後の馬が生息していた。
2006年(平成18年)、島には18頭の馬が生息していたが、かつて島に住んでいた漁師の高齢化もあり、種馬を含む4頭の馬が間引きされた。島には14頭の牝馬だけが残り、ユルリ島の馬は消えゆく運命となる。
2011年(平成23年)、ユルリ島の馬の歴史を記録するため、写真家の岡田敦が島の撮影を開始する。岡田が「ユルリ島 ウェブサイト」を開設し、ユルリ島の写真や映像作品などを発信しはじめる。北海道で徐々にユルリ島への関心が高まってゆく。
2011年に12頭いたユルリ島の馬は、2013年には10頭、2014年には5頭となる。
2017年、ユルリ島の馬は残り3頭となる。
2023年、写真家の岡田敦が書籍『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』(インプレス)を上梓する。同書により、70年以上にわたり続いてきたユルリ島の馬の歴史や島の全容が明らかになる。『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』は、馬事文化の発展に顕著な功績のあった個人・団体を表彰する目的で創設されたJRA賞馬事文化賞を受賞する。








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