2023年6月16日金曜日

 2023年6月17日(土曜日)   40,958
落石ネイチャークルーズ。ラッコの親子の微笑ましい姿に感動しました。
近年、根室や落石近海にはラッコが急増しています。今回も最低13頭は確認できました。
落石ネイチャークルーズの興味深い点は、他の観察可能地域に比べ、ラッコが間近に観察できることです。時には船べりまでラッコの方から近づいてくることもあります。いつぞやは、船に上ろうとして、船べりをガリガリやったラッコ君も居りました。今日も最短10mくらいまで近づいてくるラッコがいました。
ただ、ウニやカニなど、漁師さんが丹精込めて大切にしておられる漁業資源に大きな被害をもたらしているという事実があります。ラッコの可愛い姿は万人に受けるため、海鳥クルーズに参加されるお客様からは毎回歓声が上がるのですが、その時の船長さんや漁師さんの複雑な心境は察して余りあるものがあります。
今回は、無邪気なラッコとお客様の姿を見ていて、例えば落石ネイチャークルーズの中に「ラッコ観察専門ツアー」を立ち上げ、ラッコとアザラシ観察に特化するとともに、その売り上げの一部を漁業被害を受けておられる漁師さんへの「お見舞金」にあてられないかなぁ、などと勝手な妄想をしてしまいました。

ラッコの母子。

ラッコの母子。






ゼニガタアザラシ
海坊主みたい。

ゼニガタアザラシ

落石クルーズからの観察風景
一定の距離を保つようにしていますが、
ラッコの方から船に近づいてくることも多い。


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