2022年10月8日土曜日

2022年10月8日(土曜日)   11449
今日の多摩川中流域。4日ぶりの晴天。朝はかなりひんやり状態でしたが、昼前から太陽が出て気温も高くなりました。3日連続の雨の後、今日の多摩川はすごかった。
まずはミサゴ。今日は2羽で現れ何度も旋回してくれました。そして、1羽がダイビング!
見事に大きな落アユ(*)をゲット。魚雷のような例のポーズで魚をがっちりつかんで上流へ飛び去りました。

ふと見上げると、ツバメ類がかなり低い所を乱舞しているではありませんか。双眼鏡でよく見ると、コシアカツバメの群れとヒメアマツバメの群れが合流しているようでした。更によく見ると、ツバメの姿も見えます。そして、その中に急に2羽の大きい個体が現れました。久々のアマツバメとの遭遇でした。北海道や離島、富士山などではよく見かける鳥ですが、MFの多摩川の散歩道で見かけたのは初めてでした。でかくて速い。大迫力の高速飛行を堪能致しました。

そしてさらに双眼鏡でよく見てみると、何とショウドウツバメと思しき小型のツバメが見えました。超ラッキー! 北海道ではcolonyが沢山あり、おなじみの鳥でしたが、多摩川のMFに現れるとは!! やっぱり、多摩川はすごい。
その他、チョウゲンボウ、オオタカ(若1)、モズをよく見かけました。

そして、帰り道。河川敷の草地をのぞくと、ノビタキ(3)の姿が見えました。ノビタキまで出るとは! すごい! 

雨で3日連続の休養日の後。その鬱憤を吹き飛ばす「鳥果」の1日でした。満足!

*落アユとは? ☛産卵前の秋のアユ。多くの子(卵)を持っていて、河口で産卵するために川を下ってゆく。動きが鈍く、栄養価も高いため、ミサゴにとっては格好の獲物。

アマツバメ Pacific Swift   大きい。


アマツバメ 翼も長い。


ショウドウツバメ   Sand Martin




ショウドウツバメ


白いお腹に胸の所に黒い帯が見える。色も黒ではなく薄い褐色。


チョウゲンボウが松の木のてっぺんにとまった。


チョウゲンボウの飛び出し


ノビタキ Siberian Stonechat






大きな落アユをGET. うれしそう。






アマツバメの飛翔

ノビタキ

ミサゴのダイビング  見事、大きな魚をGET!

【観察種=38種】
カルガモ
コガモ
カイツブリ
キジバト
カワウ
ゴイサギ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
オオバン
ヒメアマツバメ(15+)
アマツバメ(2)
イカルチドリ
イソシギ
ミサゴ(2)
トビ
オオタカ(幼鳥1)
カワセミ
チョウゲンボウ(2
モズ
オナガ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
シジュウカラ
ツバメ
コシアカツバメ(20+)
ショウドウツバメ(4
ヒヨドリ
セッカ
ムクドリ
イソヒヨドリ
ノビタキ(3)
スズメ
キセキレイ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
カワラヒワ
ホオジロ
***今日も「片翼のカワアイサ」が見つかりません。心配です!

【ショウドウツバメ・アマツバメ】の補強写真
ショウドウツバメ・アマツバメは多摩川ではレアーバード。上記記録を補強するために、その場に居合わせた鳥友が高性能カメラで撮影された画像をここに添付いたします。
Yさん、ご協力ありがとうございました!













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