2021年12月20日(月)
【ミサゴとハヤブサの攻防戦】
今日の多摩川。ミサゴが6時間の観察時間中に20回は現れました。2~3個体おりますが、終日、我々の観察ポイントの上流から下流へ、また、下流から上流へ、魚を求めて偵察飛行を繰り返します。そして、上空からいきなりダイビング。両足で魚を捕まえると、ハヤブサやトビに横取りされるのを避けるために出来るだけ早く川筋から離れ、周辺の緑地帯へ飛んでゆきます。食事時間は1~2時間。食事が終わると、また、川筋に戻ってきて、上下を繰り返します。
今日は、見事に魚をゲットしたミサゴに対し、ハヤブサが何度も何度も執拗に襲い掛かっていました。ミサゴが下にぶら下げている魚を足で引っ掛けるためか、ハヤブサは背面飛行までしていました。しかし、ミサゴの鋭い爪が魚をしっかり貫いているためか、ほとんどハヤブサに奪われることはない様でした。
とにかく、ミサゴの魚とりとハヤブサの襲撃は手に汗を握るような攻防戦で、我々観察者も興奮しっぱなしの1日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿