2024年12月18日水曜日

 2024年12月19日(木曜日)  128,301
昨日の夕方の多摩川中流域。
ヨシガモを捜すために河原の水面ギリギリの場所に居た時でした。下流から1羽のカモが飛んできて、目の前の水面に着水。餌探しを始めました。
第一印象はホオジロガモ♀でした。
MFでは1年に1~2羽見かければいい方の珍しい潜水ガモ。
ところが、よく見てみると目の虹彩は真っ白。
ホオジロガモは黄色い。(だから英名はGoldeneye)
クチバシ先端部に黄色い部分も見えません。
ホオジロガモとメジロガモの交雑種かなとも考えましたが、そうならば虹彩だけではなく、他の部分にもメジロガモの特徴が出て、いかにもハイブリッドとの印象が出るはずです。
少し戸惑いましたが、帰宅して何冊か図鑑をひっくり返してみると、♀の場合、虹彩が白い個体もいるとの記述がありました。幼鳥や夏羽から移行中の♀の場合、クチバシの先端部の黄色も不明瞭なものもいるようです。
飛んだ時のつばさ上面には3本の白い筋は出ていません。
以上の点から、この個体はホオジロガモ♀の第1回冬羽としました。
いかがでしょうか?

ホオジロガモ♀1W
翼上面の白い帯が特徴的。
白い部分は3本にわかれていない

























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