2024年3月2日(土曜日) 77,535
今日の多摩川中流域。帯状発疹ワクチンの副反応を何とか克服できました。
久々に朝から多摩川のマイフィールドをじっくり流してきました。
今日は風が強いため、猛禽類に期待しましたが、予想に反して猛禽類の出が悪い。かわりに、久しぶりにクイナをじっくり観察できました。
また、クイナが出て来てくれた池のほとりに、1羽の見慣れない鳥を見つけました。
一目見て、「シベリアアオジ♂!」と直感しました。が、この時期の多摩川に居るだろうか?と、すぐに疑問が頭をよぎりました。昨シーズンにはシベリアアオジの♀個体ではないかという論議を呼んだ個体が現れましたが、本来、シベリアアオジは旅鳥で日本海側の島しょ部で春秋に見かける鳥、と言うのが常識でした。春の渡りには少し早い気もします。まさか、多摩川で越冬していると言う事も考えられるのでしょうか?
最近、シベリアジュリンの多摩川での越冬も確認されてますね。
因みに、従来、シベリアアオジとアオジは亜種の関係(シベリアアオジの方が基亜種)とされていましたが、日本鳥類目録の第8版では別種に分けられることになっています。
アオジに似ていますが、黄色い所が全く見られない。頭から首にかけて薄い黒色。喉は薄っすら白っぽい。薄っすら白い顎線が見られる。腰は淡い茶褐色。下尾筒は完全に白い。尾羽の外側から2~3枚目まで白い所が見られる。じっくり、見てゆきますと、かなり「シベリアアオジ」の特徴に合致します。
とりあえず、シベリアアオジの♂としておきたいと思います。
*撮影できた写真をすべて掲載させていただきます。
枝被り・ピンボケはご容赦願います。
動画も!
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