2023年5月11日木曜日

2023年5月12日(金曜日)   37,321
5月4日から9日まで、山形県酒田市の沖合に浮かぶ「飛島」に滞在し、渡り鳥の観察・撮影などを楽しんできました。ただ6日間の滞在中4日間が冷たい雨の1日となり、晴天の下で活動できたのは実質1.5日程度。飛島には過去に10回弱訪れていますが、こんなに天気が悪かったのは初めてでした。酒田市からの連絡船も3日連続で全便欠航。北風が吹く中、冷たい雨に濡れながらの徒歩による探鳥。
まるで修行僧のような毎日を過ごしていました。
野鳥の方は、超ド級の珍鳥・ライファーは確認することは出来ませんでしたが、6日間で78種(航路含む)を確認。この時期に離島で確認すべき種はほとんど確認することが出来たと思います。特に今年はコホオアカがとても多く、期間中25羽程度は見かけました。キマユムシクイ、シベリアアオジ、サンショウクイ、コサメビタキ、オオルリ、キビタキ、コルリなどもとても多かったと思います。
声だけですがシマゴマやジュウイチの存在も感じました。
個人的にはコロナ禍や家庭の事情があり、何と7年ぶりの「飛島」でした。
天候はさておき、気のおけない鳥友2人との事前情報なしの探鳥。
情報に頼ることなく、自力で見つけて素早く識別する瞬間の連続。
久々に、心底、鳥見が楽しいと思える日々を過ごすことが出来ました。
歩行歩数は、毎日3万歩以上でした。
島は高齢化が急速に進行していました。以前は10数軒あった宿泊施設は、わずか5軒にまで激減。後継者不足。
近い将来、宿が確保できないと言う問題が深刻になって来るなぁと感じました。
地震の影響はありませんでした。

【確認種】78種(航路含む)
1.ツバメチドリ(F1)
2.カルガモ
3.カラスバト 多数
4.キジバト
5.オオハム
6.オオミズナギドリ
7.カワウ
8.ウミウ
9.ヒメウ
10. アオサギ
11. ダイサキ
12. コサギ
13. アマサギ (夏羽1)
14. アマツバメ
15. コチドリ
16. クサシギ3
17. アカエリヒレアシシギ
18. コアジサシ(1)
19. ウミネコ
20. トビ
21. ハイタカ
22. ハヤブサ
23. アオバズク(S)
24. モズ
25. ハシブトガラス
26. ハシボソガラス
27. ジジュウカラ
28. ヤマガラ
29. ツバメ
30. ヒヨドリ
31. ウグイス
32. カラフトムジセッカ1
33. キマユムシクイ
34. センダイムシクイ
35. エゾムシクイ
36. メジロ
37. ヒレンジャク(6)
38. ムクドリ
39. コムクドリ(8)
40. クロツグミ
41. マミチャジナイ
42. アカハラ
43. シロハラ
44. カラアカハラ(♂1)
45. ツグミ
46. コマドリ(S)
47. コルリ
48. オオルリ
49. ルリビタキ
50. ジョウビタキ
51. ノビタキ
52. イソヒヨドリ
53. コサメビタキ
54. サメビタキ
55. キビタキ
56. ムギマキ
57. スズメ
58. ハクセキレイ
59. ビンズイ
60. タヒバリ
61. アトリ
62. シメ
63. カワラヒワ
64. ホオジロ
65. コホオアカ(25➕)
66. キマユホオジロ(10+)
67. シロハラホオジロ(♀1)
68. カシラダカ
69. アオジ
69. シベリアアオジ(多数)
70. ツツドリ
71. ジュウイチ(S)
72. シマゴマ(S)
73. ウトウ
74. アビ(1)
75. コゲラ
76. ツバメチドリ(F)
77. キセキレイ
78. イワツバメ

<その他うわさがあったもの>
オガワコマドリ
ニシオジロビタキ
ツメナガセキレイ
ムジセッカ
マミジロタヒバリ
ハシグロヒタキ

*写真は整理中。この後、徐々に掲載してゆきたいと思います。

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