2023年2月8日(水曜日) 25,636
昨日の道東4日目。
12年前に自ら提案し、立ち上げ、ガイドしてきた「落石ネイチャークルーズ」。
コロナ禍の中、一時的に離れた時期もありますが、生涯乗船ガイド回数は800回を超えました。地元関係者の仲間と共に、苦労して苦労して育て上げてきた「海鳥観察専門クルーズ」です。今回の訪問でも、臨時でガイドを頼まれました。3回ガイドする予定です、
今日は、欧州からの国際野鳥観光のお客様8名と本州からの日本人のお客様2名。合計10名様に道東海鳥アドヴェンチャー・クルーズを楽しんでいただきました。
海鳥の解説は、英語と日本語の2か国語でやりました。忙しかった!
今日の目玉は、珍しい「アメリカビロードキンクロ」4羽との出会いでした。
北風が吹きつける激しい揺れの中、鳥までの距離も300m以上ありましたので、ボケボケ証拠写真ですが、次のようなこの珍鳥の特徴がよく出ている個体との出会いでした。
①体の脇が褐色。
②クチバシの外側に黄色みがない。外側が赤く、内側が黄色い。
*アジア型ビロードキンクロは外側が黄色く、内側が赤い。=逆!
③頭の形が、鼻にかけてアジア型ビロードキンクロの様になだらかな傾斜ではない。釣鐘状に頭が盛り上がっているような形。
④顔の白いナイキ模様に目が取り込まれていない。接している感じ。
⑤鼻先の突起部がより小さく滑らかな感じ。
欧州からのお客様は、地元で欧州型ビロードキンクロをご覧になっておりますので、日本でアジア型とアメリカ型をご覧になられ、3種(亜種?)すべて制覇したと大喜びでした。
アメリカビロードキンクロ |
体側の褐色が見える。 |
全部で4羽の小群でした。 |
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