2022年12月9日(金曜日) 17,703
昨日と今日の多摩川中流域。
昨日・今日と2日連続で、ヒメハジロ(Bufflehead)♂成鳥を見ることが出来ました。昨日の早朝より「ヒメの大捜査線」を張り、電動自転車で二子玉川から聖蹟桜ヶ丘まで多摩川中流域を大捜索。仲間の連携も功を奏し、午後になって念願を果たすことが出来ました。
北海道や北米では何度も見ている鳥ですが、まさか多摩川に現れるとは思いませんでした。自分が今までに見たヒメハジロの中では、一番美しい個体だと思います。
コミカルな着水姿勢に一番惹かれました。
また、多摩川というあり得ない場所での「超ド級の珍鳥出現」であるにもかかわらず、①たとえ数百人が訪れても、周囲に迷惑が掛からない場所にいること ②過度な接近が不可能な所にいて、適度な鳥との距離が保てること ③有料駐車場が適度にあること ④駅から徒歩10分と至便な場所に出ていること ⑤きれいなトイレがあること ⑥一日中、順光であること(午後の方が光がよく頭部の紫・緑の光沢が美しい) ⑦左右200mくらいの間を適度に動くため、飛び出し・飛翔・着水・水中行動など様々な様子を観察できること ⑧河岸に広い石垣状のひな壇があるため、後ろにいても前の人が視界を遮らないこと ⑨三脚を使っても問題がないこと、などなど、珍鳥が出現すると起こりがちな様々な不具合がほとんどないことが奇跡的だと思います。
変な言い方ですが、「優等生の珍鳥」出現だと思います。
**とは言え、基本的な観察・撮影マナーを順守しなければならない事は当然です。
多摩川の素晴らしい大自然のなかでのんびり楽しむ美しい珍鳥。
普段お会いできない多くの旧友や知り合いともお話ができ、本当に有意義なひと時を過ごすことが出来ました。
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